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【事例あり】Cookie対策|LINE Conversion APIの基礎

プライバシー保護の要請の高まりを受けて、Cookie規制が進んでいます。Cookieとは、ユーザーのログインID、アクセス履歴、訪問回数をはじめとするユーザーの情報を保存する仕組みです。

これまでは、Cookieを用いてブラウザから情報を引き継ぎ、広告媒体におけるユーザーの判別に活用していました。しかし、Cookie規制が進むと、これまでのようにユーザーの判別が難しくなります

その結果、リターゲティング広告が難しくなったり、広告効果の最適化を目指すための十分な情報を取得できなくなったりする可能性があります。

このようななか、各プラットフォーマーはさまざまな対策をとっています。そのうちの一つがCookieを使わずにコンバージョンを計測する手法である「コンバージョンAPI(※1)」です。

本記事では、コミュニケーションアプリ「LINE」とLINEに関連するサービスに広告を配信できるLINE広告のコンバージョンAPIである「LINE  Conversion API」についてお話します。LINEの特徴にも触れつつ、LINE Conversion APIの特徴や活用事例を詳しくお話します。

オプトは、累計1300社以上の支援実績をもとに、広告運用だけでなく、CRMやデータ活用を含めたで自他ルマーケティング全体の最適化を支援する企業です。新規獲得だけでなく、CRM設計やデータ活用まで一気通貫で支援し、LTV向上を軸に戦略から実行まで伴走できる点が、他社と比較してオプトが選ばれる理由です。LTV向上を軸に、1300件以上の支援で培った知見やデジタルマーケティングの実践事例を、メールマガジンで定期的に発信しています。現場で活用できるノウハウにご興味のある方は、ぜひご登録ください。

※1 コンバージョンAPI:API(Application Programming Interface:ソフトウェアやプログラム、Webサービス同士を連携する仕組み)を活用して、広告主のサーバーからプラットフォーマーのサーバーに直接データを送信する仕組み。

目次[非表示]

  1. 1.LINEの特徴
  2. 2.LINE  Conversion APIとは
    1. 2.1.LINE Conversion APIの特徴
    2. 2.2.LINE Conversion APIが注目される背景
  3. 3.LINE  Conversion APIのメリットと実装方法
    1. 3.1.メリット
    2. 3.2.実装方法
  4. 4.事例
  5. 5.まとめ

LINEの特徴

LINEは、国内の月間ユーザー数9,600万人(2023年12月時点)が利用するコミュニケーションアプリです(※2)。単純計算で、日本の人口の約80%が利用しています

また、2023年10月には、LINE株式会社とヤフー株式会社が統合され、LINEヤフー株式会社が誕生しました(※3)。

本合併に伴い、LINEヤフーは、「LINE公式アカウント」とLINEヤフーが保有する法人向けサービスを連携し、顧客接点を一貫させ、LTVの最大化を目指すプラットフォーム「Connect One」構想を発表しています(※4)。


「Connect One」構想は、「LINE公式アカウント」がすべてのLINEヤフーの法人向けサービスの起点となり、LINEヤフーの多くのタッチポイントで接触したユーザーのサービス活用情報(ユーザーが許諾済みの情報のみ連携可能)をストック化し、集客から予約、購買、CRMまでを一気通貫で実現するためのLINEヤフーの横断ビジネスプラットフォーム構想です


このように、LINEは国民のインフラとして今後ますます重要度を高めていくと考えられます。

※2[ LINEヤフー株式会社「LINEをビジネスで活用するには」](https://campus.line.biz/line-ads/courses/user/lessons/oada-1-2-3)
※3 出典:[LINEヤフー株式会社「吸収合併に係る事後開示書類」](https://www.lycorp.co.jp/ja/ir/news/auto_20230929560693/pdfFile.pdf)
※4[ LINEヤフー株式会社「LINEヤフー、広告事業に関する戦略発表会 「LINEヤフー BIZ Conference」を開催」](https://www.lycorp.co.jp/ja/news/release/000850/)

LINE  Conversion APIとは

LINEは、国内の約80%の人が利用しており、広告媒体としても重要だと考えられます。一方で、Cookieの規制が進んでおり、広告効果を正確に計測し、配信の最適化を目指すためには対策が求められます。

そこで、各プラットフォーマーが導入しているのが、Cookieを使わずに広告のコンバージョンを計測する手法である「コンバージョンAPI」です。LINE広告では、広告主がLINEのサーバーに保有しているデータを直接送信・共有することが可能になる「LINE  Conversion API」が提供されています


ここからは、「LINE  Conversion API」について紹介します。

LINE Conversion APIの特徴

LINE  Conversion APIは、2022年9月29日から提供が開始されました。LINE  Conversion APIの活用により、Webサイトにおけるユーザーの行動などの情報を、広告主がLINEのサーバーに保有しているデータを直接送信・共有できます

LINEのデータの流れ

LINE  Conversion APIを活用した広告効果の計測では、Cookieを使用しません。そのため、Cookieの規制により欠損したコンバージョンデータを補完し、正確なデータ計測が期待できます

LINE Conversion APIが注目される背景

前述の通り、昨今は、Cookieを活用した広告効果の計測や配信の最適化が難しくなっています。

広告効果の計測において、Cookieの情報が引き継がれなくなると、ブラウザからユーザーの情報を引き継げなくなり、広告媒体におけるユーザーの判別が難しくなります。その結果、リターゲティング広告など、顧客接点を増やし売上拡大を目指していたマーケティング手法が難しくなり、さらには広告効果の最適化を目指すための十分な情報を取得できなくなる可能性があります。

2022年には個人情報保護法が施行され、CookieやIDFA(※5)を活用したマーケティングの見直しが進んでいます。

こうしたなかで、Cookieを使わずにコンバージョンを計測できるLINE Conversion APIを活用することにより、Cookie規制によって欠損したコンバージョンデータの補完が可能となります。これは、機械学習が促進やコンバージョン単価の改善に寄与すると考えられます。そのため、LINE Conversion APIに注目が集まっています。

オプトは、累計1300社以上の支援実績をもとに、広告運用だけでなく、CRMやデータ活用を含めたで自他ルマーケティング全体の最適化を支援する企業です。新規獲得だけでなく、CRM設計やデータ活用まで一気通貫で支援し、LTV向上を軸に戦略から実行まで伴走できる点が、他社と比較してオプトが選ばれる理由です。LTV向上を軸に、1300件以上の支援で培った知見やデジタルマーケティングの実践事例を、メールマガジンで定期的に発信しています。現場で活用できるノウハウにご興味のある方は、ぜひご登録ください。

※5 IDFA:デバイス用のID。広告効果の計測などのために使用された

LINE  Conversion APIのメリットと実装方法

ここからは、LINE Conversion APIのメリットと実装方法を紹介します。

メリット

LINE Conversion APIを活用するメリットは、次の通りです。

  • レポーティングの改善
  • オーディエンスの活用
  • ターゲティング精度の向上

LINE Conversion APIの活用により、Line Tag(※6)から送られるデータのみならず、LINE Conversion APIを経由したデータも計測できるようになります。そのため、データ欠損の影響を受けにくくなり、レポーティングが改善されます。

また、LINE Conversion API経由で流入したユーザーの情報も蓄積が可能になります。

LINE Conversion APIを活用することで、広告運用のために活用できるデータが増えます。その結果、広告配信の最適化の質が高まり、ターゲティング精度の向上が期待できます

このように、LINE  Conversion APIの活用により、LINE広告のパフォーマンスの測定・広告配信の最適化・ターゲットオーディエンスの作成に役立てるためのマーケティングデータをより正確に送信できます。

※6 LINE Tag:LINE広告において、Webページにおけるユーザーの行動に関する情報を取得し、媒体に送信する仕組み

実装方法

LINE Conversion APIの実装には、自社のサーバーからLINE側でデータを送れるようにしなければならないため、技術的な知見が求められます。

自社でLINE Conversion APIを実装し、活用するためには、エンジニアによる開発が必要です。自社の開発チームや技術チームと相談しながら実装を目指すことをおすすめします。

また、自社の開発リソースが不足している場合は、広告代理店やシステム提供会社に依頼して導入することもできます。

オプトは、Cookie時代における統合データ活用プラットフォーム「ONE's Data」を開発・提供しています。ONE's Dataを使用することで、LINE Conversion APIの実装を支援しています

事例

ここまで紹介したように、LINE Conversion APIを活用することで広告成果の向上が期待できます。以下では、エステ事業を営む企業がLINE Conversion APIを活用した事例を紹介します。

クライアントは、LINE広告の広告成果を向上させたいと課題を感じていました。そこで、LINE Conversion APIを活用して、来店申し込みをしたユーザーのクリックIDやメールアドレスなどの情報を媒体へ送信しました。

LINEコンバージョンAPIによる実績


その結果、LINE Tagのみを使用していた場合と、LINE Conversion APIを活用した場合を比較したところ、LINE Conversion APIを活用した場合では、コンバージョン数が8%上昇し、CPA(コンバージョン単価)が8%低下しました

まとめ

本記事では、コミュニケーションアプリ「LINE」とLINEに関連するサービスに広告を配信できるLINE広告のコンバージョンAPIである「LINE  Conversion API」についてお話しました。LINE  Conversion APIの活用することで、レポーティングの改善やターゲティング精度の向上が期待できます

エステ事業を営む企業が、LINE  Conversion APIを活用した事例では、コンバージョン数とCPAに改善が見られました。

LINE  Conversion APIの導入には、開発環境とエンジニアの協力が必要です

今後、LINE広告を本格的に活用されている方、LINE  Conversion APIの導入を検討されている方は、ぜひオプトにご相談ください。

オプトは、累計1300社以上の支援実績をもとに、広告運用だけでなく、CRMやデータ活用を含めたで自他ルマーケティング全体の最適化を支援する企業です。新規獲得だけでなく、CRM設計やデータ活用まで一気通貫で支援し、LTV向上を軸に戦略から実行まで伴走できる点が、他社と比較してオプトが選ばれる理由です。LTV向上を軸に、1300件以上の支援で培った知見やデジタルマーケティングの実践事例を、メールマガジンで定期的に発信しています。現場で活用できるノウハウにご興味のある方は、ぜひご登録ください。

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